空っぽになった私の“ピース”を探しに外へ出続けた時期

ぽぽなのストーリー
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離婚で人生が一度まっさらになったとき、
心の中に残ったのは、ぽっかり空いた“穴”だけだった。

自分の何が欠けているのか、
どこに忘れてきたのか、
何を取り戻せば、また歩けるのか。

分からないまま、私はただひとつだけ決めた。

止まらない。
家に閉じこもらない。
とにかく外へ出る。

今の自分を埋める“ピース”を探すみたいに、
私は歩き続けた。

◆ 「私、どこへ行けばいい?」

合コン、婚活パーティー、出会いバー、異業種交流会。

今聞くと、何でも行ってる人みたいだけど(笑)
当時の私はそんな軽さじゃなかった。

心が空っぽだとね、
自分の輪郭がぼやける。

だから私は、とにかく誰かの価値観に触れたかった。

新しい人と話すたび、
知らない世界を覗くたび、
「これ、私の中にあったはずのピースなのかな?」
って、確認するみたいに。

深い計画なんてない。
溺れないために、ただ動いていた。

◆ 人に会うほど、見えてくる“欠けた部分”

外に出るたびに気づくこともあった。

「みんな、未来をちゃんと持ってる。」
「私、何も持ってないじゃん。」

誰かと比べたいわけじゃないのに、
比較は勝手に心の中で始まる。

離婚直後の“自由だ”という錯覚はすぐに剥がれ、
少しずつ、
私は自分がどれだけ不安定かに気づいていった。

未来のピースなんて何も持ってない。
それが一番つらかった。

◆ A君が差し出した“ひとつのピース”

そんなとき、バーで仲良くなったA君が
「一緒に行ってみる?」と誘ってくれたセミナーがあった。

そこで“メンター”と呼ばれる存在にも出会った。
見るからに活躍している“らしい”人たちが集まっていて、
当時の私はただ圧倒されるばかり。

彼らは、
ただ金融知識があるとか、意識が高いとかじゃなかった。

自分の未来を、自分で組み立ててる人たち。

・数字で未来を描く
・目標が明確
・仕事も投資も自己管理
・生活の軸がしっかりしている

そして何より──
生き生きしていて、夢を語る顔がまぶしかった。

極めつけはB君。
最初は挙動不審で自信ゼロだったのに、
次に会ったら別人のように堂々としていた。

「何が彼を変えたの?」
その謎は、私にとって新しい“ピース”に見えた。

…でも今では分かる。

あの時の私は、
ただその熱に惹かれて、
がむしゃらに走っていただけだった。

その“勢い任せ”が、後の違和感につながっていく。

◆ 異業種交流会で拾い集めた、たくさんの“欠片”

そこから私は毎週のようにイベントへ通い詰めた。

価値観。
夢。
働き方。
人のストーリー。

全部が新鮮で、全部が魅力的だった。

本を読み漁り、
勉強会に出て、
投資、自己投資、人脈づくり…

今思うと完全にアクセル踏みすぎ(笑)
でもその暴走期で、私はたくさんの“欠片”を拾った。

それが後の私を作る 基礎のピース になった。

◆ がむしゃらでも、確かに“前に進んでいた”

正解なんて分からなかった。
誰も教えてくれなかった。
でも私は、空っぽのまま立ち止まるのが怖かった。

動き続けたおかげで、少しずつだけど
私は自分のピースを見つけ始める。

・視野が広がり
・価値観を吸収できるようになり
・方向転換が怖くなくなり
・「まず動く」が習慣になった

がむしゃらでも良かった。
当時の私は、それしかできなかったから。

◆ 迷走に見えても、あれは確かに“第一歩”だった

他の人から見たら、
色んな場所へ行って迷走してるように見えたと思う。

でも私にとっては、
崩れた人生を取り返すための“ピース集め”だった。

綺麗じゃなくていい。
間違ってもいい。
遠回りでもいい。

大事なのは、止まらないこと。

私はあの時期に、
未来をつくるための材料をひとつずつ拾い集めていた。

ただ──
不安も同じ速度で膨らんでいた。

(後半へ続く)

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