「あの30万円が教えてくれたこと」

お金の整え方
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── 判断力が弱った時、人はなぜ“間違える”のか。

離婚直後の私は、不安と焦りで視界が極端に狭くなっていた。
「今の自分を変えたい」「何か掴まなきゃ」
その気持ちだけが暴走して、本来なら慎重に選ぶべき30万円の自己投資を、勢いと期待で申し込んでしまった。

結果は、失敗。

お金だけじゃなく、時間も、自信も持っていかれた。

でも今振り返ると、あのときの私は
“判断力が弱っていた”んじゃなくて、“視力が落ちていた”。
自分を見る力。未来を見る力。選ぶ力。
その全部が曇っていた。

■ 視力が落ちると、人は簡単に“間違ったもの”を掴む

焦り、孤独、環境の変化、自己否定。
これらが重なると、人は「今の痛みを消してくれそうな何か」に飛びついてしまう。

その“何か”が本当に未来へ積み上がる選択かどうかより、
「救われそうに見えるか」で選んでしまう。

これが判断ミスの正体。
あの頃の私はまさにそこにいた。

■じゃあ、もう間違えないためにはどうすればいい?

30万円の失敗から見えたのは、
正しい選び方には“基準”がいるということ。

ここからは、私が今でも使っている三つの基準を置いておくね。

✔ 基準1|目的が言語化できない投資は選ばない

「何のためにやるのか」
「それが叶うと、どんな未来が手に入るのか?」

この2つが言えない時点で、それは選ばなくていい。

✔ 基準2|弱っている時ほど、大きな決断をしない

心が不安なとき、人は“未来”ではなく“今の苦しさ”に判断を引っ張られる。

この状態での選択は、かなりの確率で外れる。
先延ばしは逃げじゃない。自分を守る戦略。

✔ 基準3|未来の自分に積み上がる導線があるか

・続けられる?
・スキルになる?
・収入につながる?
・自分の軸と矛盾しない?

ここがYESでなければ、やる価値はない。

■ 30万円は、視力を取り戻す“授業料”だった

泣くほど悔しかったけど、今ならはっきり言える。

あの失敗のおかげで、
私は「選ぶ基準」という一生ものの視力を手に入れた。

それは仕事にも、キャリアにも、お金にも、人間関係にも効く。
人生のあらゆる場面で、私を守る土台になった。

■ まとめ:失敗は、未来の自分を育てる“視力”になる

30万円は痛かった。
でも、あの経験がなかったら私はいまでも
「選ぶ基準」がないまま迷い続けていたと思う。

大切なのは、失敗そのものを責めることじゃなくて、
“その失敗から何が見えるようになったか”。

私の場合は、

・目的を言語化する視力
・心の状態を判断のファクターに入れる視力
・未来へ積み上がる選択だけを残す視力

この3つの視力を取り戻せた。

そしてその視力は、これからの人生すべてに使える。

  • 仕事を選ぶとき
  • 自己投資をするとき
  • 人間関係に迷ったとき
  • 新しい挑戦をするとき

どの場面にも効く、私だけの“軸”になった。

■ 最後に:間違えてもいい。

大事なのは、
失敗を「未来へ続く導線」に変えること。

あなたが今、迷っていても、焦っていても大丈夫。

視力さえ取り戻せば、
人は何度でも立て直せる。

私もそうだったから。


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