── 違和感を無視し続けた先で、人生が止まった話
最初から、小さな違和感はあった。
ほんの微かな引っかかり。
「なんか違う気がする」という言葉にならない感覚。
でも私は、その違和感を何度もなかったことにした。
空気を壊したくなかったし、
間違っていると思われるのも怖かった。
何より、「ちゃんとしている人」でいたかった。
だから、人に合わせた。
正解っぽい方を選んだ。
周りの期待に沿うように、自分を曲げていった。
その積み重ねが、静かに、確実に、
私から“自分の軸”を奪っていった。
■ なぜ、人は自分軸を失っていくのか
今ならはっきり分かる。
自分軸が消える瞬間は、
「安心を外側に預けたとき」 だ。
・嫌われたくない
・失敗したくない
・正解でいたい
・ちゃんとして見られたい
こういう気持ちが強くなるほど、
判断基準は少しずつ“自分の外”へと移動していく。
すると、
「私はどうしたい?」より
「どう思われるかな?」が優先されはじめる。
この状態が続くと、人はだんだん“選べなくなる”。
■ 人生が止まった瞬間
ある時、気づいた。
何を選んでもしっくりこない。
頑張っているはずなのに前に進んでいる感じがしない。
疲れている理由もわからない。
間違っている気はするのに、
どこを直せばいいのかも分からない。
そのとき、ふと理解した。
自分の人生なのに、私は操縦席に座っていなかった。
ハンドルを握っているつもりで、
実はずっと“他人の地図”で走っていたのだ。
■ 自分軸を作り直すために、私がやった3つのこと
人生を自分の手に戻すために、
私は一から“軸”をつくり直すことにした。
① 「好き・嫌い」を言語化した
正解かどうかは一旦横に置いた。
・これは好き
・これはしんどい
・これは無理している
評価ではなく、自分の感覚そのものを基準にして言葉にした。
小さくても曖昧でもいい。
“自分の感情にOKを出す”練習から始めた。
② 違和感を“無視しない”と決めた
小さな違和感ほど、大事に扱った。
「気のせいかな」で流さない。
「今ちょっと引っかかったな」で、一度止まる。
違和感は、
自分軸がズレたときに鳴るアラームだ。
あれを無視し続けると、人生は簡単に迷子になる。
③ 「私はどう生きたい?」を判断の中心に戻した
誰がどう思うかより、
自分が納得できるかどうかを基準にした。
それは決して、ワガママになることではない。
静かに、でも確実に、
「私はこっち」と選ぶ力を取り戻すことだった。
■ 自分軸が戻ると、人生は静かに強くなる
自分軸とは声を張ることじゃない。
誰かに勝つことでもない。
迷ったときに、
「私はこれを選ぶ」と静かに決められる強さ。
それが戻った瞬間、人生はスッと動き出した。
違和感にフタをしなくなり、
判断がブレなくなり、
無理な頑張りを手放せるようになった。
間違えたっていい。
遠回りしてもいい。
でも、
自分の人生の操縦席だけは、誰にも渡さなくていい。
これが、
人に合わせて迷子になった私が、
もう一度“自分の軸”で生き直すまでの話。
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