部屋が荒れていると、
心まで荒れているような気がしていました。
暮らしを整えたほうがいい。
生活リズムを戻したほうがいい。
ちゃんとしたほうがいい。
そんな言葉は、もう十分すぎるほど知っているのに、
体も気持ちも、まったくついてこない。
「分かっているのに、できない」
その状態が、いちばんつらかったです。
この記事は、
暮らしを整える方法を教えるものではありません。
むしろ、
整えられなかった時期の私が、どうやってそこから戻れたか
その話を書こうと思います。
暮らしが崩れたとき、いちばんしんどかったこと
暮らしが崩れた原因は、ひとつじゃありませんでした。
仕事の疲れが重なったり、
気持ちが追いつかない出来事があったり、
「頑張らなきゃ」が積み重なっていたり。
でも、あとから振り返って思うのは、
本当につらかったのは、部屋が散らかっていたことじゃなかった、ということ。
一番きつかったのは、
ちゃんとできない自分を、ずっと責めていたことでした。
SNSを見れば、整った部屋。
朝活、ルーティン、丁寧な暮らし。
それを見るたびに、
「私は何やってるんだろう」
そんな気持ちばかりが増えていきました。
暮らしを立て直す前に、やめた3つのこと
暮らしを整えられるようになった“きっかけ”は、
実は「何かを始めたこと」ではありません。
やめたことの方が、ずっと大きかった。
① 完璧な暮らしを目指すこと
毎日同じ時間に起きる。
部屋はいつも片付いている。
自炊して、運動して、早く寝る。
それができない自分を、
無意識に「ダメ」判定していました。
まずは、
理想の暮らしをいったん捨てました。
② 人と比べること
誰かの“整って見える暮らし”は、
その人の一部分でしかありません。
それを全部だと思って比べるのは、
自分にとって、ただ苦しいだけでした。
③ 「整えなきゃ」という言葉
この言葉、便利だけど、
元気がないときの自分には、かなり重かった。
だから私は、
「整える」じゃなくて
「戻る」くらいの感覚に変えました。
何も整えなかったけど、これだけは守ったこと
正直に言うと、
しばらくの間、暮らしはほとんど整っていませんでした。
でも、その中でも
最低限、これだけは大事にしていたことがあります。
- 眠れるときは、寝る
- お腹が空いたら、ちゃんと食べる
- シャワーを浴びる
それだけ。
ルーティンでもなければ、
習慣化でもありません。
でも、
「生きるために必要なこと」だけは、手放さなかった。
今思うと、
それが暮らしを立て直すための、いちばんの土台でした。
暮らしは、元気になってから整えればいい
暮らしが崩れているときって、
「今すぐ何とかしなきゃ」と思いがちだけど。
実はその状態、
もう十分がんばってきたサインなのかもしれません。
元気がないのに、
暮らしだけ整えようとすると、余計につらくなる。
だから私は、
先に心と体を休ませました。
暮らしは、
元気になってから、自然と戻ってきます。
もし今、暮らしがうまく回っていなくても
今、部屋が荒れていても。
生活リズムが崩れていても。
「ちゃんとできない自分」に嫌気がさしていても。
それは、
あなたがダメだからじゃありません。
ただ、
少し立ち止まる時期なだけ。
暮らしを整えるのは、
「今すぐ」じゃなくていい。
また迷ったら、
ここに戻ってきてください。



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