お客様が帰った後、まだカルテが残っている。
疲れた体で、頭の中を絞り出すように書く。施術内容、爪の状態、次回への申し送り。ちゃんと残したいのに、気力も時間も足りなくて。
気づいたら「とりあえず終わらせる」だけになっていました。
ネイルサロンで働いていたあの頃、毎日そうでした。
本当はちゃんと残したかった
カルテは、お客様との積み重ねです。
あの方の爪は乾燥しやすい。この方は前回ここを気にされていた。次回はこのデザインを提案しようと思っていた。
全部残しておけたら、次の施術がもっと丁寧になります。お客様に「覚えていてくれた」と感じていただける。それがサロンの付加価値のはずなのに、時間と体力がなくて追いつかなかった。
そんな経験が、この方法を見つけるきっかけになりました。
話すだけで、AIが整えてくれます
やり方はシンプルです。
施術が終わったら、スマホのボイスメモに向かって話すだけ。文章にしなくていいです。思ったことをそのまま話すだけで十分です。
「右手の薬指、二枚爪気味。保湿をすすめた。今回はベージュのグラデーション。次回3週間後でリペアの予定」
それをAIに渡すと、きれいなカルテ文章に整えてくれます。全自動じゃなくていい。コピペできるところまでやってもらうだけで、全然違います。
実際の手順、4ステップ
① 施術後にボイスメモで話す
スマホのボイスメモアプリを開いて、思ったことをそのまま話します。
箇条書きのように話すだけで十分です。
② 文字起こしをコピーする
iPhoneのボイスメモを使用の場合は、自動で文字起こしをしてくれます。
それをそのままコピーします。
③ AIに貼り付ける
Claudeを開いて、以下のプロンプトに貼り付けるだけです。
そのまま使用できるプロンプトです▼
以下はサロンでのカルテ記録の音声メモです。
カルテに貼り付けられる形に整えてください。
条件:
・敬語・丁寧語に統一する
・箇条書きで見やすく整理する
・個人名は「お客様」に統一する
・施術内容・爪の状態・次回への申し送りの3項目に分ける
【音声メモ】
(ここに文字起こしをペースト)
④ カルテにコピペする
AIが整えた文章を確認して、カルテに貼り付けるだけです。
セキュリティが心配な方へ
お客様の情報をAIに入れることに不安を感じる方もいると思います。
完全自動にしなくていいんです。AIが整えた文章を自分の目で確認してからコピペする、この一手間があれば安心して使えます。
守るのはこの2点だけです。
- 個人名を入れない(「お客様」に統一する)
- 住所・連絡先などの個人情報は話さない
爪の状態や施術内容だけであれば、個人を特定できる情報は含まれません。
まとめ
カルテ記録に追われていたあの頃の自分に、教えてあげたかった方法です。
話す→コピー→貼る→コピペ。たったこれだけで、閉店後の重荷がひとつなくなります。
作業はAIに任せて、空いた時間をお客様との会話や次の施術の準備に使えたら。
それがサービスの質につながります。
AIに任せて、人に向く。それだけでいいんです。

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